2000年11月院長より

院長より                                       

与党三党の独裁的とも言える国会運営により、政局はますます混迷しており、皆様方に直結する法案も紆余曲折しながらも通過しつつあります。すでに始まった介護保険の保険料徴収に加えて、今年12月からは福祉医療の適応基準の見直しにより,一部負担金がかかる方が発生し、さらに来年1月からは70歳以上の方の医療費一部負担が始まろうとしております。 安心して老後を迎えられるシステムを作っていきたいとの願いもむなしく、悪化の一路をたどっていくのが残念です。我々医療法人板倉医院職員一同はそんな中、せめて当院に通院していただいてる皆様方には最善の医療を提供していきたいと日夜努力をしておりますが、その努力が空回りをして、一部の方には知らず知らずのうちに不快な思いをさせているかもしれません。もちろんそのようなことのないように努めているつもりですが、万が一そのようなことがあった場合、二度と同じ過ちを繰り返さないようにそのような声を届けていただきたいと思います。といってもなかなか面と向かって気に入らなかったことは言えないかと存じますので、「意見箱」を設置することといたしました。
【意見箱】には皆様方が気になったこと、頭に来たこと、改善して欲しいこと、職員に対して、また医院の構造について、何でもかまいませんので、【一言いいたいこと】を書いて投書してください。
今まで以上に安心してかかれる医療機関になるために、皆様方のお力を貸していただけるようお願いいたします。

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2000年11月

 慢性胃炎                                       

 【生活習慣アドバイス】

1・ストレス解消を上手にし、規則正しい生活を心がける
2・一度にたくさんの量を食べない
3・せんいの多い野菜はよく煮る
4・肉や魚はミンチにするか細かく切る
5・牛乳、卵の動物性たんぱく質や豆腐などの植物性たんぱく質を積極的にとる
6・脂っこいものは控える
7・香辛料、強いアルコールや炭酸飲料など衣を刺激するものは避ける
8・たばこは、胃酸の逆流を招くため控える
9・薬は自己の判断で使用しない

慢性胃炎の症状は胃がんや胃潰瘍の症状に似ているところがあります。【自覚症状が続くようならば、胃の精密検査をしましう。】胃の精密検査には、次のような検査があります。

【内視鏡検査】・・・【胃カメラ】と呼ばれている検査です。胃の粘膜の様子を直接観察します。粘膜が薄くなると、欠陥が透けて見えたり白っぽく見えたりします。


【組織診】・・・
内視鏡の中に器具を通し、胃の粘膜から組織の一部を採取してきて、顕微鏡で炎症があるかどうかを調べます。

*これらの検査は板倉医院では行っていません。もしご希望でしたら他の病院への紹介もしていますので一度先生にご相談下さい。

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2000年11月心理室より

 心理室より  ストレスについて1            
【ストレスとは】

私たちの体は外からの刺激が加えられるとひずみの状態が生じ、それに適応しようとある反応を起こします。この外からの刺激がストレッサーであり、体の反応を【ストレス】といいます。つまり、【
ストレス状態を引き起こす要因をストレッサー】といい、ストレッサーによって引き起こされた【心や体の変化をストレス】といいます。

【ストレスをなくすことはできるの?】
残念ながらストレスをなくすことはできません。生きている限りストレスは続きます。といいますのは、ストレスとは本来、生物が外的あるいは内的な刺激に適応していく過程そのものを概念化したものだからです。つまり、機構が変わればそれに適応し、心理的なショックを受ければそれに適応していく、そうした環境に適応していく時の反応とプロセスのことをストレスというのです。ですから、【ストレス】という言葉は【生きる】という言葉の同義語ぐらいに考えてみてもいいくらいなのです。

【良いストレス】もある
ストレスとは刺激に対する反応ということもできます。その反応には当然悪い反応もあれば、よい反応もあります。つまり、ストレスには【悪いストレス】だけでなく、【良いストレス】もあるのです。

【良いストレス】・・・良いストレスとは、例えば、目標・夢・スポーツ・よい人間関係など、自分を奮い立たせてくれたり、勇気づけてくれたり、元気にしてくれたりする刺激とその状態です。こうした【良いストレス】が少ないと、人生は豊かにはなりません。

【悪いストレス】・・・悪いストレスとは、例えば、過労・悪い人間関係・不安など、自分のからだやこころが苦しくなったり、いやな気分になったり、やる気をなくしたり、まわりの人に何らかの迷惑を及ぼしてまったりするような刺激とその状態のことをいいます。

【受け止め方で違ってくる】・・・しかしながら、同じストレッサーでも、受け止める人によって【良いストレス】になるか
【悪いストレス】になるかが大きく異なってきます。
例えば、スポーツの好きな人には、スポーツは良いストレス状態を引き起こしますが、
スポーツの嫌いな人には嫌な気持ちを起こさせるということがあります。
あるいは、ある目標や期限をバネにして頑張る人もいますが、同じ目標や期限を、
【仕方なく果たさなければならないノルマ・迫り来る締切】と感じて自分を苦しめる人もいます。

【適度なストレスを】・・・ストレスの量と仕事の生産性の関係を見てみますと、ストレスレベルが高すぎても、
低すぎても生産性は落ちるということが分かっています。
ですから、人生には【適度なストレス】が必要と言えます。

【ストレスがなさすぎても問題】・・・適度な【良いストレス】を持つようにし、その一方で、【悪いストレス】は、
できるだけ少なくし、あるいは、なんとかそれに対処していくこと
【ストレスを解消する・受け止め方を変えるなど】が重要です。

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2000年11月

子どもの症状こんな時は?                     

【熱】・・・熱の高さで病気の重さは決められません。子どもの平熱を知っておき、熱以外の症状もよく見て判断しましょう。

・・・どうするか?・・・
・安静に寝かせる
・寒がっていたら暖める
・暑がっていたら冷やす
・汗をかいたらよく拭き着替えさせる
・水分は十分に与える
・解熱剤は医師の指示通りに使う

・・・受診が必要な時は・・・
・顔色が悪くて、苦しそうな時
・頻繁な嘔吐、下痢を繰り返す時
・小鼻がピクピクして呼吸が速い時
・不機嫌でぐずったりしている時

・・・気をつけることは・・・
・解熱剤は、熱による辛さを軽くするための薬であり、【病気を治す薬】ではありません。熱を下げることばかりに気を取られないようにしましょう。熱は、病気と闘ってるという証で、下げすぎるとかえって死を招くことになりますので必ず医師の指示に従いましょう。

【咳】・・・咳は空気の通る道(気道)の分泌物や、ひっかっかったものを出したりする防御作用です。
ほこりっぽいところ、冷たい空気に触れたときにも起こります。

・・・どうするか?・・・
・気温の急激な変化を避け、乾燥に注意しましょう。

・・・受診が必要な時は・・・
・元気だった子供が突然咳き込み、呼吸困難になった時(異物が入る)
・風邪で発熱し、咳き込み、息づかいが荒くなった時
・ヒューヒュー、ゼイゼイ苦しいそうな咳の時

・・・気をつけることは・・・
水分を十分に飲ませる
とのどが湿り、タンも出やすくなります。せき込んだら寝かせておかないで、抱っこして背中をさすってあげると呼吸が楽になります。咳や鼻水が続くからといい、何日もお風呂に入れないのは垢が溜まり、皮膚の呼吸に良くないです。新陳代謝を刺激したり、寝つきを良くする効果がありますので、なるべく入れてあげましょう。

【衣類の調節】・・・大人は寒さを敏感に感じますが、子どもは新陳代謝が激しいため、寒がらないで元気に遊んでいることが多いものです。薄着をすることによって、寒さに対する適応能力が高まり、体に備わっている調節機能を高めるため、風邪をひきにくい丈夫な体を作ります。薄着は、活動しやすく機能的です。特に寒さに向かう時期(10月~11月)の衣服の調節は大切です。厚着にならないようにしましょう。寒い時期は大人よりも一枚少な目が目安です。下着は冬でも半袖やランニングにして、上着で調節しましょう。体が暖かくなってきたら脱ぎ、寒くなったら着るという判断を子供が自分でできるようにしましょう。

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