院長より

あけましておめでとうございます。
 今年も年末から年始にかけては寒い日が続き、数年に一度の大雪となり、様々な被害もあったようです。このような低気圧や屋内外の寒暖の差が自律神経のバランスを乱し、さまざまな自律神経失調症状を起こしますのでご注意下さい。

 今回はインフルエンザワクチン摂取希望者急増により、摂取開始早々に予定数充足となり、その後も入荷が不定期となり、ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。今年はコロナウイルスのワクチン摂取開始が予定されておりますが、ワクチンの取り扱い方法が特殊でどのような形で摂取することになるのか、まだわかっておりません。今後も情報収集には努めますので、なにかご不明点があればお聞きください。また肺炎球菌ワクチンや帯状疱疹などの予防接種はお済みでしょうか。予防接種は接種後、効果を出すまでにある程度の期間が必要で、すぐ効果が出るわけではありません。なるべく早めに接種するようにしましょう。

 昨年はコロナ一色の年になってしまい、オリンピックも延期となり、今年の開催も危ぶまれています。良いニュースは前述の通りワクチン接種が始まりそうだということです。悪いニュースはより感染力が強くなった変異株が発生していることでそれに対してワクチンが有効かどうかわからないことです。インフルエンザと同様に毎年流行を予想しながら追いかけっことなるのでしょうか。その点も含めてまだまだ未知なウイルスであること、軽症で終わった方も後遺症で悩まされることがあること、症状の急変があること等々インフルエンザより遥かに厄介なウイルスですので、手洗い等を油断せずつ続けることが今後の生活スタイルになりそうです。ご注意ください。

 ストレスチェック制度が始まって数年経ちましたので、多くの方が受けたのではと思います。労働者の仕事によるストレスの程度を把握し、労働者自身にストレスへの気付きを促し、職場改善に努めることで労働者がメンタルヘルス不調になることを未然に防止することを目的に創設された制度で、事業場に実施する義務があります。相談したりする同僚や上司がいないと感じたり、仕事に自分の裁量がないと感じたりすることが強いストレスにつながっていくようです。当院も産業医として、また精神科医としてこの制度と関わっておりますので、何かありましたら相談してください。

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リラクゼーション法(漸進的筋弛緩法)

 新型コロナウィルス感染拡大の影響により、行動を大きく制限されたり、これまでと全く違った生活を余儀なくされたりすることで、ストレスを抱えている方が増えていることかと思います。当医院の医院便り9月号では、リラックス方法の一つとして腹式呼吸について紹介をしましたが、今回は漸進的筋弛緩法を紹介したいと思います。

 「リラックスをしてください」「体の力を抜いてください」と言われても、なかなか力を抜いてリラックスすることができません。力を抜いたつもりでも、実際には力が入ってしまっています。一番筋肉の緊張がとれやすいのは、筋肉を緊張させた直後です。これを利用した方法が漸進的筋弛緩法です。

漸進的筋弛緩法のやり方

1.できるだけ落ち着いた環境で行いましょう。部屋の明かりは薄暗くします。気持ちが落ち着くような音楽を流したり、アロマを焚いたりしてもよいです。

2.リラックスできる体勢になりましょう。アクセサリーやベルト、メガネ等の身に着けているものを外し、仰向けに寝転ぶか、椅子に座ります。椅子に座る場合は、背もたれに寄りかからず、浅く腰掛け、両足を肩幅まで広げて、足を床につけます。両手は膝の上に置きます。

3.腹式呼吸を数回行い、呼吸を整えましょう

4.頭からつま先、つま先から頭など、体の各部分に意識を向けていきましょう。息を吸いながら力を入れ、息をゆっくり吐きながら力を抜いていきます。力を抜くときに、筋肉が緩んで緊張が取れていく感覚を感じます。

各部位の力の入れ方

1.足:足先を下に向け、内側に縮めます。

2.ふくらはぎと足:つま先を手前に引いて、ふくらはぎの筋肉を縮めます。

3.足全体:1,2を行いながら、太ももの筋肉をしぼります。

4.手:こぶしを握ります。

5.腕:肘を曲げ、握りこぶしに力を入れて力こぶを作ります。

6.おしり:お尻に力をいれます。

7.お腹:お腹にぐっと力を入れて、へこませます。

8.首と肩:耳にまれ触れるようなイメージで肩を上げます。

9.口:口をできるだけ大きく広げます。

10.目:瞼をギュッと瞑ります。

11.頬:眉毛をできるだけ上まで上げます。

リラクゼーション法の効果

 自分の身体の緊張やリラックスの状態を意識することで、自分の身体に対する感覚が敏感になっていきます。また、リラクゼーション法を続けることによって、自分の身体が緊張しているということに気づくことができるようになっていきます。身体の力みがなくなり、不安感や不眠、肩こり等が改善されていきます。

 常に体が緊張している人は、自分自身では体が緊張していることに気づきにくく、力を抜いてリラックスすることが難しいと感じるかもしれません。今回紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。

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院長より

今年も早いものでまもなく年末を迎えようとしております。10月になったらあっという間に寒くなり、過ごしやすい季節も終わりかけています。このような寒暖の差は自律神経に過剰な負荷をかけますので、動機やめまい、立ちくらみなど自律神経失調症状が悪化しやすい時期でもあります。症状でお困りの際はご相談ください。

今年はコロナ感染症の関連でインフルエンザワクチンの接種に対する関心が高かったようで当院では入荷予定数を予約者がすでに上回り、予約を停止している状況でご迷惑をおかけしています。接種後に免疫が作られるのには一ヶ月ほどかかりますから、予約されている方は早めに接種してください。もし追加分が入荷されれば接種できる可能性はありますので、まだの方もお問い合わせください。

安倍政権から菅政権に変わりましたが、基本方針は踏襲するとの言葉通り、適当な言い訳と嘘でごまかそうとする手法も踏襲されているようです。様々な問題が解決しないまま引き継がれたわけですが、国民が納得する時が来るのでしょうか。それでも未来を作るのは有権者ですから諦めず、投票に行き、自らの意思を政治に反映させていきましょう。

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キャンプと森林浴

 新型コロナウイルスの影響で、レジャー施設や観光が難しくなっている中、3密を避けられるとして、今年はキャンプが流行しているようですね。自粛期間中にはベランダでキャンプをする“ベランピング”というのも流行っていましたね。キャンプと言えば夏のイメージがありますが、これからの季節は空気が澄んでいて、夜は星が綺麗に見えたり、熱中症の心配がなかったり、メリットも多いと思います。冬のたき火も格別かもしれませんね。

 森の中で行うキャンプでは、森林浴によるリラックス効果が得られます。森林浴とは、森や樹木に接して、癒しや安らぎを得ることを言います。樹木が発散する“フィトンチッド”という生物活性物質には疲労回復の効果、消臭、除菌・抗菌、リラックス、抗酸化の効果があります。近年、フィトンチッドの癒し効果を検証をするために、さまざまな実験や研究がおこなわれており、医学的にも心身を深いリラクゼーションに導く効果が明らかになってきています。

・脳内のα波の発生を促し、精神を安定させる。

・自律神経を安定させる。

・交感神経の興奮を抑え、不眠を解消し、快適な睡眠をもたらす。

・脳の活動や血圧を静め、怒りや緊張などを和らげる。

・ストレスホルモンを減少させる。

・血中の抗がんたんぱく質を増加させる。

・肝機能を改善する。

・呼吸を正常に整える。

 以上の効果が明らかになっています。

 また、森林浴は五感を通してリラックス効果を得ることができます。

・景色を楽しむ「視覚」

・草木の香りを感じる「嗅覚」

・鳥のさえずりや風の音を感じる「聴覚」

・樹木や大地に触れる「触覚」

・川の水や自然の味を楽しむ「味覚」

 これらが私たちにリラックス効果を与えてくれます。

 新型コロナウイルスの影響で、部屋にこもりがちの生活が続く中、日常生活から離れて、雄大な自然に囲まれて過ごしてみるのも良いですね。しかし、この機会にキャンプを始めた人たちの中には、マナー違反をする人も少なくないようです。それにより、閉鎖してしまったキャンプ場もあるそうです。

 一般社団法人日本オートキャンプ協会では、

・キャンプ場の消灯時間

・車の扉の音

・ゴミの分別はしっかりと

・焚き火、炭の処理

・人のサイトを横切らない

・炊事場はキレイに使いましょう

と、キャンプ場でのマナーについて示しています。

 マナーをしっかり守って、キャンプや森林浴を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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