院長より

 今年も早いものでまもなく年末を迎えようとしております。暑い日が続いているなと思っていたら、あっという間に涼しくなり、過ごしやすい季節となりました。今年も地球温暖化の影響と言われている大型台風や集中豪雨が発生しています。被災者の方々、被災地域の一刻も早い復興をお祈りしています。そして、これら台風などによる気圧変動や寒暖の差は自律神経に過剰な負荷をかけますので、動機やめまい、立ちくらみなど自律神経失調症状が悪化しやすい時期でもあります。症状でお困りの際はご相談ください。

 今年は早い時期からインフルエンザの集団感染が見られたのにワクチン供給が間に合わず、おまたせしてしまいましたが、10月中旬よりワクチン接種を開始しております。皆様はもう接種あるいは予約をされましたでしょうか。接種後に免疫が作られるのには一ヶ月ほどかかるので、なるべく早く接種しておいたほうがいいと思います。まだの方は早急にご検討ください。

 消費税増税が行われてしまいました。以前にもお知らせしましたが、医療機関には「控除対象外消費税問題」と言われる損税の問題があります。また消費税が8%に引き上げられた際、診療報酬に上乗せされたとされる補填分の調査自体が間違っていることを厚労省が認めるなど、診療報酬による補填には限界があることが改めて確認されました。それを踏まえてどのような対応になるのか注目しておりましたが、またうやむやにされてしまったようで、残念です。

 事業継続の安定化を目指して複数の医療機関が協力する体制を目指しましたが、個々のやり方や考え方の相違が後々大きな問題になると思われ、関係を解消し、出直すことになりました。みなさまにとっての板倉医院は場所もスタッフも何も変わりませんので、安心して通院してください。

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年末にイライラしやすい「怒りの素」

今年も残り2ヶ月となりました。この時期は様々なことが「怒り」と結びつきやすくなるそうです。

・待たされてイライラする

 師走というとおり、何かと気忙しいこの時期には、急いでいるのに待たされるとイライラしがちです。

待ち合わせの相手が来ない、宅配便が来ない、注文した料理が来ない、電車が来ない、信号が変わらない、エレベーターが来ない、パソコンがすぐに起動しないなど。普段はそれほど気にならないことも、心のゆとりが失われると、イライラの元になります。

・混んでいてイライラする

 忘年会、クリスマスなど、年末はイベントに参加したり、帰省、旅行で外出したりする機会も増えます。飲食店、小売店、繁華街、空港、駅、道路など、いつもより混雑しており、待たされる、人とぶつかりそうになるなど、イライラにつながる場面が増えます。

・温度差にイライラする

 外は寒いのに、中は暖房が効きすぎて暑い。お店、オフィス、公共の場所、電車やバスの中など、場所によって暑かったり寒かったり、温度が違う。服を脱ぎ着するのも面倒だし、できない場合もあります。気分が悪くなったり、体調が悪くなったりしがちです。

・体調が悪くイライラする

 この時期、寒いので縮こまって肩や腰が痛かったり、疲れたり、風邪をひいたりして、体調が優れず、イライラすることもあります。

・人との付き合いにイライラする

 イベントや旅行、帰省で、新しい出会いや、普段会わない人と久しぶりに会う機会があり、楽しい反面、気も遣いますし、違う考え方、価値観の人に、イライラすることもあります。久しぶりに会った親戚に「結婚はまだ?」「お子さんはまだ?」「就職はできたの?」「太ったね」などと言われ、相手は何気なく言っていても、言われた本人は傷つくこともあります。

 怒りは、第二次感情と言われています。不安、つらい、寂しい、苦しい、痛い、困った、嫌だ、疲れた、悲しいなどの第一次感情が、心の中のコップに溜まり、溢れたものが「怒り」になるイメージです。待たされる、混んでいる、暑い、寒い、身体の具合がよくない、人との付き合いに気を遣うなどで、つらい、困った、嫌だ、疲れたなどの第一次感情が溜まると、第二次感情の怒りとなって溢れます。早めに動く、混雑を避ける、脱ぎ着しやすい服にする、食事・睡眠・運動に気をつけるなど、なるべく第一次感情を溜めないよう、減らすように心がけましょう。

 また、考え方や価値観が違う人に何か言われても、相手の言葉を気にせず、「そういう考え方、価値観の人もいる」「生まれ育った環境、経験はそれぞれなので、人によって考え方、価値観は異なる」と思えば、気も楽になります。

 相手の言葉を聞き流せない場合は、相手のことを否定するのではなく、「私は、違う考えです」「私の考えはこうです。理解していただけると嬉しいです」と、「私」を主語にした言い方、「I(アイ)メッセージ」で伝えるとよいでしょう。

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院長より

 今年も例年同様に不安定な天気が続いています。猛暑日があったり、急に涼しくなったり、さらに全国各地で台風やゲリラ豪雨など様々な天災による被害が発生しています。被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げ、一日も早い復興をお祈りいたします。また、不安定な気候の影響を受け、自律神経も乱れやすい時期です。多くの方が天候の影響を受けていると自覚していらっしゃいますが、まだ自覚できていない方はとても不安になると思います。不調を感じたら早めの受診をお勧めいたします。

 韓国との関係が悪化していると連日のように報道されています。自分たちだけが正しく他は間違っているというスタイルを取り続けられると議論がまとまらないと思います。お互いが謙虚に相手の言い分を聞く姿勢を持たないと解決に繋がりませんよね。抜き差しならない状態になる前になんとか良好な関係を取り戻せないでしょうか。

 またインフルエンザワクチン接種の時期が近づいてきましたが、まだ詳細は未定です。おそらく例年同様の時期になりますが、確定した情報は随時お知らせしますので、お気軽に職員までお問い合わせください。

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自律神経を整えて、ストレスと上手く付き合っていきましょう

みなさんも日々の生活の中で、様々なストレスを感じていると思います。

ストレスと一言に言っても、精神的なものもあれば、暑いや寒いといった環境の変化もあります。怪我をしたということもストレスの一つになります。

そういった自分の内・外からの刺激に対して、人間の体は自律神経を仲介にして防衛体制を整えていると言われています。しかし、一定以上のストレスがかかれば、その防衛体制が整えきれなくなり、不調をきたすこともあります。

生活の中からストレスをなくすことはできませんが、上手く付き合う方法がいくつかあります。

そこで今回は、自律神経を整えることでストレスと上手く付き合う方法をお伝えします。

【方法1.円歩き】

日々の生活の中のストレスで疲れた脳を休ませるには、何も考えないことが一番です。とはいえ、何も考えないようにすることは難しいですよね。

そんなときは、運動など体を動かすことに集中することで心を空っぽにする方法がお勧めです。

その方法の一つが「円歩き」です。

直径1mほどの円の上をゆっくり深呼吸をしながら、1日10~20分歩く方法です。円から落ちないように集中することで、頭の中から雑念が消え、ストレスとなることを考えない時間を作ることが出来ます。悩んだり考えたりする時間が減ると、自律神経も滞りなく機能するようになります。

あなたも疲れた脳を休ませて、ストレスから開放される時間を作ってみてはいかがでしょうか。

【方法2.意識的に日常と違う行動を試す】

毎日仕事や家事に追われていると感じるような単調な生活が続いていると、いつも緊張し、交感神経が優位の状態が続いてしまいます。

それを改善するためには、副交感神経が優位に働くような状態を作る事が必要です。

その方法として、日常と違う行動をしてみることがお勧めです。

お勧めの方法の一つが、スポーツです。朝起きて、汗を流し、夜はぐっすり眠る、ということが、副交感神経を優位に働かせるために有効です。

特に球技はお勧めのスポーツです。手軽なもので、けん玉やお手玉なども良いと言われています。玉の動きに集中することで、ストレスとなっている出来事を忘れられ、気分転換にもなります。

上記に限らず、何か一つでも集中して取り組めることを見つけてみてはいかがでしょうか。

【方法3.副交感神経を働かせる呼吸法】

副交感神経を上手く働かせる方法として、呼吸法を活用することがお勧めです。

普段は無意識にしている呼吸も、意識して行うと副交感神経を優位に働かせることができます。

人間の呼吸は、吸う時に交感神経が、吐く時に副交感神経が働きます。おへその1cmくらい下を意識しながらゆっくりと息を吐き、吐く息が限界になったら自然に息を吸うという方法が、副交感神経を働かせるために有効な方法です。息を吐くことを意識しすぎて、吐く前に息を大きく吸いすぎないようにしましょう。これを1日合計で1時間程度行うのが効果的と言われています。1日10分程度を5~6回程度行う形でも良いので、毎日続けることが重要です。

この呼吸法を毎日続けると、副交感神経が働きやすくなり、睡眠にも良い効果がでると言われています。

上記に、いくつかの自律神経を整えてストレスと上手く付き合っていく方法を記載しましたが、他にもいくつも方法はあります。いろいろな方法を試しながら、自分にあった調整法を探してみてくださいね。

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