院長より

 あけましておめでとうございます。
 今年はどんな年になるでしょうか。さて、昨年末はやや暖かい日が続いておりましたのに、年の瀬が近づいたら急に冷え込んできました。こういう時は寒さをより感じますから暖かくしようとしがちですが、暖房等で室温をあげすぎると外気温との差が大きくなり、自律神経のバランスを乱す原因となりますのでご注意下さい。室温を上げるのは控えめにして加湿すると体感温度は上がるそうなのでお試しください。

 インフルエンザや肺炎球菌ワクチンなどの接種はお済みでしょうか。今年もインフルエンザは供給量が不足して、当院でも12月に入ったところで新たな予約を受け付けられない状態になってしまい、ご迷惑をおかけしました。申し訳ありません。毎年供給量は一定でなく、年によってかなりの差が出ますので、今後もなるべく早めに予約をしてくださいますようお願いいたします。また、予防接種は接種後、効果を出すまでにある程度の期間が必要で、すぐ効果が出るわけではありません。接種も早めをお勧めいたします。

 今年の大納会は7年ぶりの下落で終わったようです。世界情勢が不安定なため、経済にも影響が及んだのでしょうか。年末の大きなニュースといえば、自衛隊機が韓国軍にミサイルをロックオンされたというとんでもないものがありました。韓国は当初否定し、途中からは間違えたとでも言いたげな稚拙な言い訳をしているようですが、どうしてこんな事が起こったのでしょうか。また日本が商業捕鯨を再開するため、IWCを脱退したそうです。国の伝統文化や食習慣を守ることは大切なことなので、他国に理解してもらえるといいのですが。

 本年もいろいろなことが起こるのでしょうが、当院は皆様の健康を守るため精一杯がんばりますので、よろしくお願いいたします。

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〈睡眠について〉

寒さが厳しくなってきました。寒くてなかなか起きられない、寒くてなかなか寝付けないという方もいるのではないでしょうか。今回は睡眠について紹介したいと思います。

1.睡眠覚醒リズム
人間はレム睡眠とノンレム睡眠が約90分の周期で、一晩に5~6回繰り返されます。睡眠が進むほどレム睡眠の割合が多くなり、脳を覚醒させる準備に入ります。一般的に、レム睡眠とノンレム睡眠の90分周期の区切りで起きると覚めが良いとされていますが、実際に周期は70分~110分間と個人差があるようです。自分の最適な睡眠時間を知るために、日々の生活の中で、自分の睡眠をよく観察することが手助けになると思います。

2.人間の習性
人間は昼の明るいうちに活動して、夜暗くなると眠くなるという習性があります。それは体内時計が無意識のうちに時を刻んでいるからです。その体内時計を調整しているメラトニンの分泌が減ると眠りが浅くなります。メラトニンの分泌を減少させるものは「ブルーライト」です。どこの家庭にもある白い蛍光灯の光にはブルーライトが含まれています。その他にもスマートフォンやパソコンの画面からもブルーライトは出ています。質の良い深い睡眠を取るためには、蛍光灯やスマートフォン等の液晶画面から放出されるブルーライトからの目の刺激を避け、ゆっくり過ごすことが大切です。

3.「寝なければ」という気合いは眠りを遠ざける
「寝なければ」と気合いを入れれば入れるほど、焦ってしまい、ますます眠れなくなります。このような精神状態が続くと、脳は「布団は眠れない場所、嫌なところ」と条件付けてしまいます。条件付けがされると、布団に入るとむしろ不安になり、「布団は眠れない場所」になってしまいます。そうならないために、以下の方法を取りましょう。
①眠気を感じた時だけ布団に入る。眠くないのに「時間だから、夜遅いから」ということで布団に入らない。
②布団は眠りのためだけに使う。本を読んだり、音楽を聴いたりというような眠り以外のことでは使わない。
③眠るために布団に入っても、20分以内に寝付けなかったら、一度布団から出て他のことをして頭を切り替える(ストレッチ等)。
※この時スマートフォンを見たり部屋を明るくしたりしてはいけない。
④眠気を感じたら、また布団に戻る。
⑤まだ20分以内に寝付けなければ、布団から出て気分転換をする。(①~⑤を繰り返す。)

眠れない日でも、毎朝同じ時刻に目覚ましをセットして起き、必ず太陽の光を浴びましょう。休日でも同様です。また、二度寝をしたい時は、部屋を明るくしてからもう一度寝ましょう。同じ時間に起きることを習慣にすることで、毎朝すっきり目覚めることができるようになります。

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院長より

今年も早いものでまもなく年末を迎えようとしております。10月中旬ごろまで暑い日が続いていましたが、あっという間に寒くなり、過ごしやすい季節も終わりかけています。今年も例年同様、季節外れの台風が発生していますが、これら台風などによる気圧変動や寒暖の差は自律神経に過剰な負荷をかけますので、動機やめまい、立ちくらみなど自律神経失調症状が悪化しやすい時期でもあります。症状でお困りの際はご相談ください。

今年もインフルエンザワクチンの供給不足を指摘する新聞報道があり、厚労省からも今期は2回接種をなるべく避けるよう要請がでていますので、当院でもなるべく多くの人に接種できるよう、その方向で検討しております。皆様はもう接種あるいは予約をされましたでしょうか。今年もすでに学級閉鎖があったようです。接種後に免疫が作られるのには一ヶ月ほどかかりますし、繰り返しになりますが、今年はワクチン不足が懸念されますから、なるべく早く接種しておいたほうがいいと思います。まだの方は早急にご検討ください。

安倍首相の続投が決まり、来年から消費税増税も行われるようです。以前にもお知らせしましたが、医療機関には「控除対象外消費税問題」と言われる損税の問題があります。また消費税が8%に引き上げられた際、診療報酬に上乗せされたとされる補填分の調査自体が間違っていることを厚労省が認めるなど、診療報酬による補填には限界があることが改めて確認されました。それを踏まえて次回の増税時にはどのような対応になるのでしょうか。ゼロ税率がすっきりしていいと思うのですが、難しいとの声もあります。いずれにしろ患者にも医療機関にも負担のない税制措置を行って欲しいものです。

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呼吸法

今回は、リラックスしたいときに効果的な『呼吸法』を紹介します。私たちはストレスを感じ緊張感が強くなると、無意識的に呼吸が浅くなります。このとき意識的に深く息を吐くことで、自律神経の乱れを調整することができます。緊張する場面や疲れているとき、気分が落ち込んでいるときなどにぜひ試してみてください。

セロトニンとは
 「幸せのホルモン」とも呼ばれているセロトニンは、神経を興奮させる効果のある「ノルアドレナリン」や、快感を増幅させる効果のある「ドーパミン」と同じ、脳内ホルモンです。睡眠や感情、精神面などに深く関係すると言われています。脳は緊張やストレスを感じると、自律神経のバランスを整えるためにセロトニンが分泌され、ノルアドレナリンやドーパミンの働きを抑える性質があります。私たちはリラックス効果のあることを行うと、脳内でセロトニンが分泌され、ノルアドレナリンが減少するため、癒されると考えられています。しかし、疲労やストレスが蓄積されるとセロトニンの働きが制限されてしまったり、セロトニンの分泌量が減少すると言われています。
 
セロトニンと呼吸の関係
 セロトニンの分泌と呼吸は、深く関わりあっていると言われています。なぜなら、セロトニンは人の運動機能に関与していると考えられているからです。呼吸や歩行、咀嚼といった反復性のある運動をスムーズに行うために、セロトニンは分泌されるという性質があります。このようにセロトニンが関与しているとされる運動を積極的に行うことによって、セロトニン神経が刺激され、セロトニンの分泌量が増えると考えられています。そのため、呼吸はセロトニンの分泌においてとても有効だと言えるのです。また、セロトニンを増やすために呼吸が適している理由の1つとして、「手軽さ」が挙げられます。ジョギングやウォーキングもセロトニンの分泌量の増加には効果的だと言われていますが、呼吸と違っていつでもできるわけでもなく、環境や体調などから行うことが困難な場合もあります。だれでも気軽に取り入れることができることからも、セロトニンを増やす方法としておすすめです。

呼吸法の仕方
(1)姿勢を整えて(いすの背に軽くもたれて、両手はひざの上に)静かに目を閉じる
(2)1,2,3 と数えながら鼻から息を吸いながら、お腹を膨らませる
(3)4 で、いったん息を止める
(4)5,6,7,8,9,10 で 口から息を吐き出しながらお腹をへこませる
 (※ (2)、(3)、(4)を 3分程繰り返す)
(5)終わるときは、両手をグッパ、グッパ と開いたり閉じたりしてから、最後に伸びをしてすっきりしましょう
 呼吸法はがんばらずに無理のないようにしてください。また、できるだけ雑念を追い払い、何も考えずにやれるとなお良いです。気になることを考え始めるとそちらに意識が集中し、身体の緊張につながってしまうので、今やっている動作だけに集中することがポイントです。

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