2001年9月心理室より

心理室より 児童虐待2    
 
今回も前回に引き続き、「児童虐待」についてお話します。虐待は密室で起こるため発見が難しいものですが、発覚したときには深刻な事態になっていることもあるので、早期に発見することが重要です。そこで、早期発見と援助のためにわたしたちができることをご紹介します。

【ちょっとしたサインを見逃さない】
発見のためのサインをいくつか挙げます。

・不自然な怪我や外傷がある
・人の顔色を伺い、いつもおどおどした態度でいる
・衣服や体がいつも汚れている
・いつも空腹でいる
・食欲がない
・夜遅くまで遊んでいる
・家に帰りたがらない
・暴力を振るう
・引きこもる
・入浴を嫌がる
・性行為に不自然な興味を示す
・浴室、特定の場所を怖がる
・行動や考えが実際の年齢よりかなり子どもっぽい

 これらのサインがすべて虐待につながるわけではありませんが、日ごろから注意を払うことが大切です。
もし虐待を感じたら、児童相談所に連絡をしてください。

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2001年9月

鉄欠乏性貧血 
【鉄欠乏性貧血解消のために、鉄分をたっぷりとりましょう。】
鉄分の中でも、魚や肉などの動物性食品に含まれるものを「ヘム鉄」、野菜や海藻など植物性食品に含まれるものを「非ヘム鉄」といいます。 「ヘム鉄」は「非ヘム鉄」に比べて吸収率が数倍高く、また、動物性食品にはタンパク質もたっぷりです。貧血予防のためには、魚や肉などをしっかりとりましょう。ただ、「非ヘム鉄」も動物性タンパク質といっしょにとることで、吸収されやすくなります。

【ビタミンCは、鉄分を吸収しやすい形に変えくれる貧血解消の味方。「ヘム鉄」も「非ヘム鉄」も、ビタミンCと共に食卓へ。】
血液は、鉄分だけでなくタンパク質・ビタミンB6・ビタミンB12・ 葉酸・ビタミンC・銅などから作られています。これらを十分に取るには、いろいろなものを偏りなく食べることが大切です。貧血解消には、バランスの良い食事が必要です。食品中の鉄分やタンパク質などを、血液の材料になる栄養素が、効果的に利用されるために胃酸は大切な役割を果たしています。酢や香辛料、梅干などを使った料理は、胃粘膜を刺激し、胃酸の分泌を高め、鉄分の吸収も良くしてくれます。また、よくかんで食べることも、胃酸の分泌を促進します。

【食前・食後の緑茶、コーヒー、紅茶は貧血の敵】
これらに含まれるタンニンが鉄分の吸収を悪くします。どうしても飲みたい時は、ほうじ茶やウーロン茶にしましょう。

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2001年9月

ビタミンB群
 ビタミンB群と呼ばれる中には、ビタミンB1・B2・B6・B12・ビオチン・ナイアシン・パントテン酸・葉酸が含まれます。この8種類のビタミンは構造も異なり、体内での受け持ちも違いますが、B群とよば れるのは、それぞれが一緒になってエネルギーの供給や老廃物の代謝 に欠かせない働きをしているからです。
 例えば、筋肉が動くように脳から指令を伝える神経が正常に働くためには、これらB群のバランスが大切になります。まずビタミンB1が筋肉や神経を動かすエネルギーをつくり、ビタミンB6が神経伝達物質の生成に働きかけ、ビタミンB12が神経細胞内のたんぱく質などを合成・修復するといったように、互いに協力しあっているので、どのビタミンが不足していても神経は正常に働いてくれません。なので、いろいろなビタミンBをバランスよく毎日の食事をきちんと摂ることがとても大切なのです。特にビタミンB1は糖質が体内でエネルギーに変わるときに必要な栄養素で、日本人はお米を主食とした糖質の多い食生活なので、不足しやすい栄養素と言われています。      
 ビタミンB1の役割は糖質を体内で分解し、エネルギーに変えます。糖質が分解され、エネルギーに変わるときに酵素が働いているのですが、酵素が働くためには補酵素が必要でB1はこの補酵素の役目をしています。脳の中枢神経や手足の末梢神経の機能を正常に保ちます。

【ビタミンB1が不足すると】
・糖質が分解できなくて、乳酸などの疲労物質がたまり、疲れやすくなる
・肝臓・腎臓の機能が低下する
・消化不良からの便秘・食欲がなくなる
・手足がしびれて、体がむくむ
・精神的に不安定になり、怒りっぽくなって、イライラする

【不足しやすい人は?】
・外食が多い人
・激しい運動や労働する人
・出来合い物や加工食品を食べる人
・甘いものを飲み食べする人・お酒を飲む人 

【ビタミンB1が多い食材】
 
・豚肉 ・大豆
・油あげ ・きな粉
・鮭・豆腐 ・まいたけ
・しめじ ・かつお
・ごま ・えのきだけ
・生しいたけ

  1日の所要量は…成人男性1.1mg
          女性成人0.8mg

 これらの食材を使って料理し、ビタミンを補うようこころがけましょう。                         

 【まいたけと豆腐のうま煮】

材料—2人分              

まいたけ・・・100g
和風だしの素・・・1/3袋(2g)
もめん豆腐・・・1/3丁
塩・こしょう・・・小さじ1/4
小松菜・・・80g
しょうゆ・・・小さじ1
片栗粉・・・小さじ1                                               

 1 まいたけは根元を切り落とし手で裂いて、豆腐は大きめに切る
 2 小松菜はさっとゆでて、長さ4cmくらいに切る
 3 鍋に水1カップを煮立て、和風だしの素、塩こしょう しょうゆを加えて調味する     
 4 3にまいたけ、豆腐、小松菜を入れ煮立て水溶き片栗粉でとろみをつける

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2001年7月院長より

院長より   
近頃精神科疾患と思われる患者さんが事件を起こし、新聞紙上やテレビで取り上げられる事が多くなっています。統計上一般市民が事件を起こす確率と比較して、精神科患者が事件を起こす確率の方が低いと言われているのに、偏見によるものなのか、何故だろうかと考えてしまいます。老人と同様、地域で支えていけば、充分社会生活が可能な方も多いので、これからもこの問題は議論を重ねていく必要があると強く感じています。
 さて、以前より「夕方の診療をもう少し早い時間から始める事は出来ないか」というご意見をちょくちょくお聞きしており、一方午後8時までやっているので会社帰りにもゆっくり来られて良いと言うご意見もありました。また当院の職員には若い女性が多く、帰宅があまり遅い時間になってしまうのも問題があります。
 そこで午後4時から午後6時30分までの診療時間にすると、皆様にもより利用しやすくなるのではないかと考えましたが、やはり利用していただいている皆様方にご意見をいただき、その結果を反映させるのが最も適切だと判断しましたので、ご面倒をおかけしますが、アンケートにお答えいただけますようお願いいたします。
 予定としては7月いっぱいまでアンケートを採らせていただき、変更希望の意見が多ければ、その結果を10月頃には反映していきたいと考えております。
 ご協力のほどよろしくお願いいたします。

*アンケートは来院された方のみを対象に実施しており、インターネット上でのご回答は控えさせて頂いておりますのでご了承ください。

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