2008年9月

暑中見舞いと残暑見舞い
 暦の上では、秋ですが、残暑が厳しいですね。夏の疲れを持ち越さないように、夏バテの解消法と暑中と残暑についてお話ししたいと思います。

 ○○○暑中って、いつまで使って良いの!?残暑はいつから?○○○    

【暑中】  
二十四節気の「小暑(しょうしょ)」と「大暑(たいしょ)」にあたる期間です。暑中に出すお見舞いの書状なので「暑中見舞い」となります。梅雨が明けた後、夏の土用(立秋前の18または19日間)の期間に送る慣わしがあります。

☆暑中見舞いは 8月7日までに出すものです

【残暑】  
二十四節気の「大暑」の次の節気は「立秋(りっしゅう)」です。立秋からは暦の上で秋になり、秋になっても残っている暑さなので「残暑」となります。実際には猛暑が続いていても、立秋以降は暑さの度合いにかかわりなく「残暑見舞い」とします。
 ☆残暑見舞いは8月8日から9月の初旬までが出してよい時期です

★ ちなみに・・・寒中見舞いは、二十四節気の小寒(1月5日頃)から立春(2月4日頃)までの寒中に見舞うものです

○○○夏の疲れは残っていませんか??○○○
夏はどうして体調を崩しやすいのでしょうか?
 暑くなると、体は汗を出すことで、体温調節をおこないます。湿度が高いと汗の蒸発が妨げらてしまいます。そのため、熱が体内にこもって、疲れやすくなってしまうのです。夏の暑さによって、だるい、食欲がない、むくみ、風邪のような状態など、人によってさまざまな症状が出てきます。夏ばての原因は、以下の事が考えられます。

・体の冷え
・食欲減退
・夜更かし(睡眠不足)
・水分摂取量の過不足
・食事の摂取量
・汗をかきすぎて体内の水分やミネラルの減少

夏ばて解消法
・睡眠を十分にとる
・適度な運動
・入浴             
・バランスの取れた食事

 【疲労回復に効果のある食材】
○豚肉、ごま
→ビタミンB1が豊富に含まれ、疲労回復を早める作用があります
○梅、酢
→有機酸を多く含み疲労物質を分解する効果があります
○味噌、豆腐
→脂質、ビタミンB2、鉄、リン、カルシウムなどを含み、冷え性にも効果ありがあります
○卵、アシタバ
→滋養強壮に適した栄養食品です。※卵黄にはコレステロールが多いので一日1~2個までが適量です
○落花生・アボガド・かぼちゃ・アーモンド・たらこ
→血行を良くし、疲労物質の蓄積を防ぎます    

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