●肺炎球菌ワクチンとは
肺炎は、日本人の死因の第4位で、肺炎で一番多い病原菌が肺炎球菌です。肺炎球菌ワクチンを接種しておくと、肺炎の予防や、肺炎にかかっても軽い症状ですむ効果が期待されています。
特に、糖尿病や腎臓病等、他の持病などによって免疫力が低下している人は、肺炎にかかりやすく重症化しやすいので、予防接種を行うことをおすすめします。
●ワクチンの特徴
ワクチン接種により、予防、重症化を防ぐことができますが、接種後ある程度年数が経つと、予防接種の効果が低下してくる為、再度接種が必要になることがあります。個人差はありますが、ワクチンの効果は5年程有効であると考えられています。
●接種時期
季節を問わず、接種可能ですが、インフルエンザワクチンも合わせて接種すると、より効果的に肺炎を予防することができます。インフルエンザ予防接種を希望される際に、お気軽にお声かけ下さい。
●自己負担金
1回 4000円
●注意しましょう
5年以内に再接種すると、注射部位の痛みなど副反応が強く出ることがあるため、再接種を行う場合は十分な間隔を確保して行う必要があります。