秋と睡眠

 最近は急激に寒くなり、天気も安定しないことから、身体がだるく感じる、少し力が抜けてしまった、やる気が出ないと感じる方も多いのではないでしょうか。実は、秋は気持ちが落ち込んだり、疲労を感じたりしやすい季節でもあります。その理由として、日照時間が短くなることで、日光を浴びる時間が少なくなってしまい、明るい気持ちになったりやる気を出したりするために必要な「セロトニン」という体内の物質が分泌されにくくなること、昼夜の温度差が大きくなり、自律神経が乱れやすくなること等があります。「なんとなく気分が落ち込むな」という時は、無理をせず、自分に合ったストレス解消法やリラックス法を行うようにしましょう。また、気持ちが不安定になることで、夜に眠れなくなってしまうということもあるかと思います。また、秋に限らず、慢性的に睡眠不足に陥っている方も多いのではないでしょうか。日本人は、世界的に見ても睡眠時間が短く、平成27年に行われた厚生労働省による睡眠の調査では、睡眠時間が6時間未満の割合が男性では37.4%、女性では41.2%を占めており、睡眠時間が6時間未満の方の中で、「日中、眠気を感じた」と訴える割合が、男性では44.5%、女性では48.7%を占めているという結果が出ています。このことからも、日本人の多くは、慢性的に睡眠不足に陥っていると考えられます。

睡眠負債
 「睡眠負債」という言葉をご存知ですか。私も最近、ある番組の特集で知った言葉なのですが、睡眠不足が貯まることを「睡眠負債」というそうです。人それぞれ最適な睡眠時間は違いますが、例えば最適な睡眠時間が7時間の人が、実際には6時間しか睡眠をとれないと、足りない分が負債として貯まっていきます。この負債が貯まると、気分の落ち込みやガン等の大きな病気を引き起こす可能性があります。大きな病気につながると言われると、自分は大丈夫なのかと不安になりますよね。番組でも用いられていた睡眠負債のチェックリストを載せてみたので、試してみてください。

睡眠負債チェック
Q1 最近、朝の目覚めが悪くなった
Q2 最近、夜の寝付きが悪くなった
Q3 昼間に強い眠気を感じる事が増えた
Q4 夜中に何度も起きてしまうようになった
Q5 ちょっとした事でイライラする
Q6 休日は普段より2時間以上長く寝てしまう

チェックの判定
  0個 問題なし
1〜2個 軽度の睡眠負債
3〜4個 中度の睡眠負債   
5〜6個 重度の睡眠負債
(引用:http://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/backnumber/170911/index.html)

 みなさん、どれくらい当てはまりましたか。睡眠負債が少ない方も多い方も、今以上に負債を貯めないように、質の良い睡眠を取るように心掛けてください。

質の良い睡眠のためには・・・
・就寝する2時間前に40℃程度のお湯のお風呂に入る
・就寝する1,2時間からスマホは触らない
・朝、しっかり日光を浴びる
・いつまでも、だらだら寝ない
 これらのことに気を付けて、質の良い睡眠をとるように心がけてみてください。

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院長より

今年も例年同様に不安定な天気が続いています。全国各地で台風やゲリラ豪雨、竜巻など様々な天災が発生していますが、被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げ、一日も早い復興をお祈りいたします。また、不安定な気候の影響を受け、自律神経も乱れやすい時期です。不調を感じたら早めの受診をお勧めいたします。
 多数の議席数と支持率の高さから一人勝ち状態と思われていた安倍政権ですが、そのおごりから、公私混同をしてやりたい放題やっているのではとの疑惑が持たれ、それらに対する説明も疑念を晴らすようなものではなく、更に嘘の壁を塗り固めているかにしか見えないと国民が感じ始めたのか、支持率は急低下し、与党内でも安倍おろしの動きが始まったとの報道が見られるようになってきました。あれほど力を入れていた憲法改正もどうやら先送りされる様相に変わってきたようです。飛び抜けた権力を持ったものもその使い方を誤るとあっという間にその力が弱まってしまうのを目の当たりにした思いです。個々の力は弱くても集まれば大きな風となって巨木を倒す力となるのです。ですから、決して諦めず投票をすることで政治に関わっていきましょう。
 またインフルエンザワクチン接種の時期が近づいてきましたが、まだ詳細は未定です。おそらく例年同様の時期になりますが、確定した情報は随時お知らせしますので、お気軽に職員までお問い合わせください。

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公認心理師

 公認心理師という名前を聞いたことはありますか。臨床心理士は聞いたことあるけれど、公認心理師は聞いたことがないという人が多いのではないでしょうか。これまで、臨床心理士が心理職の多くを担ってきましたが、臨床心理士は民間資格であり、近年、心理職を国家資格化する動きがあり、そこで心理職の国家資格としてできたのが、公認心理師です。公認心理師は、公認心理師法に基づいており、平成27年9月9日に議員立法により成立し、9月16日に公布、平成29年9月15日施行となりました。
 具体的に、公認心理師とは、どのようなことをする人なのでしょうか。

・公認心理師とは
 公認心理師とは公認心理師登録簿への登録を受け、公認心理師の名称を用いて、保険医療、福祉、教育、その他の分野において、心理学に関する専門的知識および技術をもって、次に揚げる行為を行うことを業とする者をいいます。
1.心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析
2.心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談および助言、指導その他の援助
3.心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談および助言、指導その他の援助
4,心の健康に関する知識の普及を図るための教育および情報提供
(厚生労働省HPより)

 公認心理師と臨床心理士は似ているようにも思えますが、国家資格と民間資格という違いの他に、どのような違いがあるのでしょうか。

・公認心理師と臨床心理士の違い
1.主治医の指示が必要かどうか
 患者さんへの指導や助言を行う際に、臨床心理士は、医師からの指示は必要ないことになっていますが、公認心理師は、主治医がいる場合は、主治医の指示が必要と定められています。
2.資格取得方法の違い
 どちらも、年1回行われる資格試験に合格する必要があるという点では同じですが、受験資格が異なります。
臨床心理士:
 大学(心理系学部学科以外も含む)→臨床心理士指定大学院→臨床心理士資格士認定試験
公認心理師:
 大学(心理学部学科のみ)→指定大学院→公認心理師試験
 大学(心理学部学科のみ)→2年以上の実務経験→公認心理師試験
 上記2つと同等以上の知識および技能の認定→公認心理師試験
3.更新制かどうか
 臨床心理士は、5年ごとの更新制をとっており、学会等に参加して一定数以上のポイントを取得することで、資格を更新することができます。それに対して公認心理師は、一度資格を取得すれば、更新をする必要がありません。

 心理職が国家資格化されたことで、臨床心理士という資格がなくなるのかと言うと、そういうわけではありません。既に心理職に勤めている人の中には、新たに公認心理師資格を取得するべきか悩んでる人も多くいます。公認心理師が施行されてからは、以下の4つに分類されていくと考えられます。
1.公認心理師資格のみを持つ人
2.臨床心理士資格のみを持つ人
3.公認心理師資格と臨床心理士資格の両方を持つ人
4.いずれも持たない人
 どのパターンでも心理職を勤めることは可能ですが、今後、医療機関や公的機関では、国家資格を持っていることが、必須事項となっていく可能性が高いと考えられます。

既に心理職に勤めている人や、臨床心理士を目指していた人の中には、新たに公認心理師資格をとるべきか悩んでいる人も多いと思います。仕事内容には大きな違いはなく、どちらの資格を持っていても活躍できる場はもちろん幅広くあります。ですが、中には公認心理師資格が必要とされるケースもでてくることが予想されます。
 公認心理師法が平成29年9月に施行され、最初の資格試験が平成30年12月までに行われることになっています。資格において問題点が残っていたり、まだ細かい日程や試験内容などは決まっていなかったりと、臨床心理士であり、公認心理師の資格取得を目指す私としては、正直不安も大きいですが、国家資格を取得することで活動領域を広げ、少しでも心の悩みや不安を抱えている方の力になれればと思っています。少し難しい話になってしまいましたが、今まで民間資格のみであった心理職に、国家資格ができたということを知っていただければと思います。

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院長より

 まだまだ名古屋は梅雨の真っ最中ですが、今年は今のところ雨が少なく、夏の渇水が心配です。また急に発達した積乱雲によって、局所的に大雨をもたらしたりして、大きな被害をもたらす場合もあり、注意が必要です。そしてこの時期は寒暖の差が大きいので、自律神経のバランスが乱れやすく、精神的にも不安定になりやすいので、身体や心の不調をお感じになった際にはご相談ください。
 今回の国会では「共謀罪」の意味合いを持つ改正組織犯罪処罰法が成立してしまいました。テロを予防するという目的と言われていますが、政府に反する取り組みの話し合いや会合でさえ、監視される可能性が指摘されています。例えば患者負担増の中止を求めるための署名を集める計画をし、その具体策を検討する集まりでさえ、取り締まることは不可能ではないと言われています。このように拡大解釈すればどのようにでもできてしまう法案が強行採決さてしまうことが残念でなりません。日本の将来のために必要なことなら、議論を重ね、法曹関連の専門家集団の納得が得られる法案になぜできなかったのか不思議です。真の目的を隠しているのはと疑われてしょうがないですね。
 最近の話題は首相のお友達を優遇するために、国の制度を悪用しているのではないかと疑われるような行動が目立っていることです。色々と弁解しているようですが、きちんと説明するとしながら、国会を閉会してしまったり、いつどこで説明してくれるのでしょうか。隠蔽体質を国民に見抜かれ、支持率も低下し、信頼も失墜してしまっているようです。信頼される国にしてくれることを強く望みます。ただそれを政治家に理解してもらうためには選挙における我々の行動が必要なんだということを皆が理解し、投票率を上げることが重要になってきます。選挙にはぜひ行きましょう。

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