2008年1月

ひろげるなインフルエンザ ひろげよう咳エチケット
これは、厚生労働省 平成19年度 今冬のインフルエンザ総合対策における 標語です。

【「咳エチケット」とは】                      
○咳・くしゃみの際にはティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけ1m以上離れる。
○呼吸器系分泌物(鼻汁・痰など)を含んだティッシュをすぐに蓋付きの廃棄物箱に捨てられる環境を整える。
○咳をしている人にマスクの着用を促す。
○マスクの装着は説明書をよく読んで、正しく着用する。 〈厚生労働省〉
                                                   

【現在流行しているインフルエンザ】         
現在では、A型であるH1N1亜型(一般にA/ソ連型と呼ばれます)とH3N2亜型(一般にA/香港型と呼ばれます)、B型の3種類が世界中で共通した流行型となっています。流行するウイルスの型の数と比率は、各国地域で、また、その年ごとに異なっています。〈厚生労働省〉
  
【インフルエンザ -突然の高熱はインフルエンザかも!?-】
インフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症。感染を受けてから1~3日間の潜伏期間を経て、発熱(38℃以上)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが突然出現します。咳・鼻水などの上気道炎症状がこれに続き、一週間前後で軽快します。一方、かぜの多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳などの症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。

【インフルエンザの予防はどうしたらよいのでしょう?】
○ 流行前のワクチン接種
○ 外出後のうがい、手洗い
○ 十分に栄養・睡眠をとり、体調管理をする
○ 適度な湿度を保つ (室内の湿度50~60%)
○ 人混みへの外出を避け、外出するときはマスクを着用する

インフルエンザは、かかった人の飛沫(会話やくしゃみなどで飛び出すつばなど)や、直接の接触などによって、のど、鼻、目などからウイルスが侵入し感染が拡がります。ウイルスなどの侵入の機会を少なくするためには、まず、うがい・手洗いをしましょう。

マスクをつけたり、手を洗うことは、他の人へウイルスをうつさないためにも有効です。「咳エチケット」を守りましょう。 
インフルエンザにかかったら、早めに医療機関を受診しましょう。
安静にして、睡眠を十分にとり、水分を十分に補給しましょう。

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