2001年1月

医療費負担変更のお知らせ 
 
平成13年1月1日から高齢者の負担額が変更されました。

医療機関によって、【定率1割制】と【定額制】に分かれます。
定率1割制と定額制の違いは次の通りです。

【診療所の場合】
負担方式  処方箋発行の有無 診療所での負担上限額(月) 調剤薬局での負担上限額(月)
 ↓      ↓             ↓          ↓
定率1割負担・あり       1,500円      1,500円
       なし       3,000円

定額負担・・あり      4回(3,200円)       負担なし
(1日800円・月4回まで)
      なし      4回(3,200円)

定率1割制を導入する診療所で、院外処方箋を発行する場合、診療所で支払う金額は1,500円までですが、調剤薬局ごとに負担金を支払わなければなりません。当医院では、お薬によって調剤薬局が違う患者さんもみえるため、その方たちの負担額を考え、定額制を採用いたしました。

下のように変更になりますので、お間違えのないようお願いいたします。

平成12年12月末日まで・・・1日につき530円(月4回まで)
                  ↓
平成13年1月1日より・・・1日につき800円(月4回まで)

*診療の内容により1日800円に満たない場合もあります。

国会で健康保険法等が改悪され、患者さんの負担が増えることがありますが、国や保険者の負担が減るだけで、医療機関の収入が増えるわけではありません。私たちはこの負担増に反対してきましたが、国会で決定されました。

なお、ご不明な点などございましたら、お気兼ねなく当医院の職員までおたずね下さい。

カテゴリー: 200101, その他, 精神保健福祉士より パーマリンク