2009年11月

今年も早11月となり、日一日と寒さが増してきております。新型インフルエンザが猛威をふるっておりますが、風邪や従来の季節型インフルエンザにも注意を払わなければいけない季節です。ご自愛くださいますようお願いいたします。

 さてインフルエンザワクチンについてですが、従来の季節型インフルエンザのワクチン接種はもうお済みでしょうか。今年は新型インフルエンザ用ワクチン製造のため、例年の7割ほどしか製造されていないうえに新型インフルエンザ流行のために例年以上の接種希望者がいるようで、当院を含めて多くの医療機関ですでに今年入荷分の予約がいっぱいになっているそうです。当院で毎年ワクチンを接種していた方にもお断りしなければいけない状況になってしまったことを残念に思いますし、ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫びいたします。新型インフルエンザ用ワクチンについては、医療関係者への接種がようやく始まり、11月中旬からは妊婦や基礎疾患のある小児など最優先とされる方々への接種が行われると聞いております。順番をお待ちください。

 我が名古屋市と国、いずれもトップが入れ替わり、変化を実現させようと一生懸命公務を司っていただいていることと思います。ただ変化を強調する目的だとは思いますが、強引に物事をすすめているようにみえ、それはあまりにも独裁的な手法に思えてなりません。変化を望んだのは市民であり、国民ですが、全権を委任したつもりは誰にもないと思います。反対意見を持つものを排除して、自分たちの思い通りにするのではなく、対話によって政治を行っていただきたいと切に願います。有権者の皆様は、独裁者の思い通りにさせないよう、冷静な判断で次の投票を行ってくださいますようお願いいたします。

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