1999年5月号

院長からのお知らせ

先日皆様にお願いして署名をしていただきましたが、当院だけでも120名以上の尊い署名が集まり全国では600万以上の署名が集まったそうです。その効果か薬価制度改革は白紙に戻ったとニュースが聞こえて参りました。
世界的にみて高すぎる薬剤費をさらに高値安定に導くいわゆる日本型参照価格制度というのは薬剤メーカーの国際競争力を維持するための資金を患者さん方に負担してもらおうとするもので、 最悪の制度と考えら れたので皆様方にお願いをいたしました。
今回は白紙撤回されましたが、油断していると健康を維持したいと考える皆様方の負担が増えてしまう制度に変えられてしまいますので、そうならないよう今後も注意深くみていく必要があります。大切な医療費の無駄をなくし、世界的にみても優れた健康保険制度を維持していくために皆様方一人一人が気をつけなければいけないことがあります。

一つは生活 習慣病であるいわゆる成人病にならない、 または悪くしないための運動、食生活の改善に努めること。
定期的に検診を受け、早期発見に努めること。ストレスを貯めず、リラクゼーションに努めること。そして医師にちゃんと話を聞いて、正しい知識で病気と闘うことなどです。私ども職員一同はそれらの指導、治療が効率よく出来るように常に気を配っておりますので、疑問点がございましたら、ご遠慮なく質問してください。

何人かの方にも見ていただけたようですが、先日テレビ愛知の『健康ワンダフル』という番組で、心身症という病気についてお話をさせていただきました。その中でもストレスを貯めず、ストレスに気づくことが心身症にならないために気をつけることであると申しました。
心と体は密接に関与してますので両方のバランスを巧く保つことが健康の秘決だと思います。

当院はそういうことにも対応できる施設となっておりますので、是非利用してみてください。

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