2009年9月

今年は暑い夏の始まりが遅く、あっという間に涼しい風が吹く日も出てきて、熱帯夜がかなり少ない記録的な年になったようです。不安定な気候は身体のバランスも崩しますので皆様ご自愛くださいますようお願いいたします。

記録的といえば、今、衆議院議員選挙速報を見ながら、この原稿を記載しておりますが、すごいことになりました。小選挙区制度の利点でもあり、欠点でもあるかと思いますが、吹く風でガラッとメンバーが替わってしまうことが如実に表れた選挙結果でした。民主党というだけで政治経験のほとんどない方まで代議士となり、大臣や党の代表を務めている実績のある方まで落選してしまいました。一方政権を手放した党の方の談話でも、マニュフェストをきちんと守ってくれるか、注目して見守りますというものから、政権政党であった責任をきちんと政権委譲できるよう努力することで果たしていきたいという責任感あふれるものまで様々でした。二大政党時代が来たのかどうかは後になって分かることだと思いますが、それぞれの党が、党益ではなく、日本という国のために議論し、正しく政局運営をしていただくことを希望いたします。小泉政権時代、衆議院での過半数を超える議席を力として、強引な手法で
議論もろくにせず、様々な重要法案を決めていったことで、随所でその弊害が起こり、その結果が今回の敗北に繋がったことを、民主党の方々は忘れず、数を頼みの強引な選挙運営を止めていただき、きちんと議論をした上で決めていっていただきたいと思う次第です。

じわじわと感染が広がっているインフルエンザですが、学校が始まる9月以降、爆発的に感染が始まる可能性がありますが、感染力は強いですが、あくまで弱毒性のウイルスであることを忘れず、冷静な対応をお願いいたします。新型、従来の季節型どちらのワクチンをいつ摂取するのか、ご質問をいただ
くことが増えてきていますが、8月30日現在決まっておりません。季節型に関しては従来通り10月中旬からになりそうですが、いずれにしても決まり次第、院内掲示等で情報を開示しますし、気軽に職員にご質問ください。

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