2006年9月院長より

まだまだ日中は暑い日が続いておりますが、夜間は少しすごしやすくなってきました。しかしこのような気候の変わりやすい時期には、自律神経失調症状やカゼの患者さんが増える傾向にあります。くれぐれもご自愛下さい。

さて5年間務めていた小泉首相の任期がいよいよ終わろうとしています。彼は「国債発行を30兆円に抑える」、「財政赤字を減らす」という公約を掲げていましたが、この5年間に、国の借金は、より増えてしまいました。そして、「小泉劇場」と呼ばれ、紋切り型発言で世間を煙に巻き、「刺客」を用いて、郵政を民営化し、民間を圧迫しました。そして、官僚、役人の関わる無駄に対しては、結局何にも出来なかったし、中国、韓国との関係は悪化してしまいました。また、所得格差を拡大し、弱者切り捨て、経済最優先の医療福祉政策を推し進め、世界に冠たる国民皆保険制度、地域医療を後退させた、とんでもない人物だと思うのですが、何故支持率が高いままなのが正直理解できません。次に総理大臣となり、我が国の舵取りをされる方には道を誤らず、医療制度を正しく方向転換し、安心して暮らすことの出来る世の中にして欲しいものです。

当院に新しいスタッフが着任いたしました。精神保健福祉士という職種でその人らしく生きていくためのお手伝いをするのがその仕事です。お困りのことがございましたら、是非お声をかけて、相談してみて下さい。

カテゴリー: 200609, 院長より パーマリンク