2000年9月院長より

院長より
 
残暑が続き、体調がすぐれない方が多いようです。いわゆる夏ばてはエアコンなどで冷えた部屋と暑い外気に繰り返しふれることで、身体の体温調整機能が狂ってしまい、自律神経のバランスが乱れることで起こります。つまりエアコンなどを使わないようにしたり、使うにしても外気温との差をあまり付けないようにすれば防ぐことが出来ますので、お気をつけ下さい。

名古屋市の院外処方箋の発行割合が40%を越えたそうで、北区では50%近くになっているようです。この割合だとほとんどの患者さんが院外処方箋を受け取ったことがあることになります。皆さんは院外処方箋を受け取った場合、どこの調剤薬局で薬を受け取っていらっしゃいますか。今までも説明して参りましたが、院外処方の最大のメリットは調剤薬局の薬の専門家である薬剤師からの服薬指導と服薬管理です。ですから複数の医療機関にかかっていても、薬はいつも同じ調剤薬局でもらうことでそのメリットが生きてきます。ぜひかかりつけの調剤薬局をお持ち下さい。

病診連携のポスターをご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、当院でも複数の病院と医療連携を組み、よりよい治療を提供できる体制を作っており、特に城北病院や上飯田第1病院とは診療や検査日時の予約をFAXにて当院から出来るようになっております。このような後方支援病院への情報提供をインターネットの電子メールを用いて行うなど新しい技術の導入も積極的に進め、皆様の健康を守るための努力を続けておりますので、何かございましたら、お気軽にご質問下さい。

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