1999年1月号

院長からのお知らせ

今回は病診、診診連携システムについてご紹介いたします。
現代の医学は高度に発達し、情報にあふれていますので、一つの病院、診療所だけで様々な病気・診断・治療法に対応することが困難になってきました。そこで皆様方の健康を守るために、病院と診療所、あるいは診療所と診療所が互いに手を組み、それに対応しようとする試みが進められています。まず、当院が皆様方の主治医(かかりつけ医)として日常の健康管理を行い、精密検査や入院などが必要な場合に最適な病院を選択し、紹介をするというのが病診連携システムというものです。

当院では、 城北病院・名城病院・逓信病院・東市民病院・上飯田第一病院 などの周辺の基幹病院を中心に各大学病院、癌センターなど、多数の病院と連携を組んでいます。また、異なる診療科の診療所と診診連携を組むことで、専門外のことでも早期に的確な方針を立てることが可能になりますし、気軽に受診できる診療所を紹介することも出来ます。そして、同じ診療科同士の診診連携は特に在宅診療を行っている方への24時間対応を可能にするために行うもので、急変時に主治医が不在だったりしたときに連絡が取れる第2 第3の主治医がいることで、皆様に安心を提供できることと思います。 このような診診連携のグループに当院は積極的に参加し、多くの先生方との交流を行っており、数々の勉強会に 参加したり、インターネットなど最新テクノロジーを利用しての情報交換を行っております。

このように当院では皆様方の健康を守るために色々な取り組みを行っておりますので、 分からないことや疑問がございましたら、 専門 ・ 専門外に 関わらず、調べてお答えしたり、適切な 病院 ・診療所を ご紹介いたしますので、ご遠慮なくご質問下さい。

 

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