2002年3月院長より

私どもの主な仕事はもちろん患者さんを診察し、治療をすることですが、それ以外にも健康教育活動、予防医学活動などいろいろな仕事を行っております。診療所以外で行っている活動については当然のことながらご存じない方がほとんどで、小学校で行っている住民健診で顔を合わせた方がそのような活動の一部をご覧になったことがある程度だろうと思います。さて,そのような診療所以外で行っている仕事の多くは行政と医師会が連携しながら行っている事業であるため、その交渉に当たっている担当者には行政との打合せも仕事になってしまいます。しかし地域の皆様の健康を守るためになくてはならない仕事であり、やりがいのある仕事でもあります。私はこのような仕事を、この4月より引き受けることにしたため、診療時間、診療日及び休診日の変更をしなければならなくなりました。皆様方にはご迷惑をおかけすることになり、大変心苦しいのですが、ご理解いただきたく存じます。

 昨年診療時間に関するアンケートを採らせていただきました。その結果午後の診療時間についてはもう少し早い時間からの開始を希望される方が多かったので、どういう形で皆様方の期待に応えようか考えておりましたが、今回今までより1時間早く午後の診療を開始することにしました。またご迷惑をおかけすることへのお詫びの意味を込め、30分間診療時間を延長させていただき、午後の診療の終了時間は午後7時30分といたします。少し便利になったと感じていただければ幸いです。

 前号でお知らせした診療報酬改定については、予想以上のひどい内容であり、多くの方が政府は自分たちを殺すつもりかと怒っていらっしゃると思います。当院では前から少しでも経済的負担が少なくすむよう工夫して参りました。今後もその努力はしていきますし、ご一緒に最善の方法を見つける手助けはしていきたいと思っておりますので、ご不明な点がありましたら、遠慮なくお聞き下さい。

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